ロード・オブ・ウォー

Lord of War

2005年

おすすめ度
3.5

「ロード・オブ・ウォー」は、現代の武器取引の闇を描いたクライムスリラー映画です。主演はニコラス・ケイジが務めています。

物語の舞台は、冷戦終結後の世界です。主人公のユーリ・オルロフは、ウクライナ出身の移民であり、銃器取引業者として生計を立てています。彼は、アフリカや中東などの紛争地帯に武器を供給し、巨額の利益を得ていました。

映画は、ユーリの取引の過程や、彼が直面する困難、そしてその取引が世界に与える影響について描いています。彼は、あらゆる手段を使って武器を販売し、政治家や軍関係者と繋がりを持ち、大金を稼ぎ出しています。しかし、その一方で、彼は自分がしていることが本当に正しいことなのか、自己嫌悪に陥るようになります。

映画は、銃器取引の闇や政治的背景について、リアルかつ衝撃的に描かれています。また、銃器を手に取り戦争に巻き込まれる人々や、その戦争が引き起こす人道上の悲劇についても、深く描かれています。

主演のニコラス・ケイジが演じるユーリは、冷酷なビジネスマンとして描かれている一方で、自らの行為についての内面的な葛藤を抱えており、その心の葛藤が物語に深みを与えています。また、ジャレッド・レトが演じる、ユーリの弟で麻薬中毒のヴィタリーの存在も、物語に重要な役割を果たしています。

映画の演出や音楽も素晴らしく、銃器の製造や取引のシーンは、迫力があり、映像美にも優れています。特に、冒頭で描かれる、銃器の生産から運搬までのシーンは、圧巻です。

この映画は、私たちが普段目にすることのない闇に向き合い、自らの行動が世界にどのような影響を与えるかを考えさせる作品です。

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監督
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